英語学習におけるAIとの向き合い方

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― 「答えを出す道具」ではなく「理解を深める道具」へ ―

近年、AIは急速に身近なものとなり、英文や文法問題を入力すれば、短時間で正しい答えや自然な和訳を得られるようになりました。

とても便利な道具である一方、英語を学んでいる途中の子どもたちにとっては、使い方によって学習の機会そのものを失ってしまう可能性もあります。

英語学習で大切なのは、宿題を正解で埋めることではありません。

「なぜこの答えになるのか」
「この英文はどのような構造になっているのか」

と、自分で考える過程がとても重要です。

特に文法は、初めて見る英文を自分の力で読み解くための土台です。

文法問題をAIに入力して正解を書き写せば、宿題そのものは早く終わります。しかし、それでは自分で英文を分析する力はなかなか身につきません。また、提出された宿題がすべて正解していても、本人がどこまで理解できているのかを塾で正確に把握することが難しくなります。

そのため河盛英語塾では、文法の宿題・文法学習については、生徒本人によるAIの使用を認めていません。

まずは授業のノートや教科書、教材などを確認し、自分の力で考えることを大切にしています。

分からなければ、無理に正解を作る必要はありません。分からないところを残して提出してもらえれば、塾で確認し、指導することができます。

一方、長文の和訳などでは、まず辞書を使い、自分で文の構造を考えて訳すことを基本としたうえで、どうしても理解できない部分について、保護者の方と一緒にAIを使って確認することは認めています。

ただし、その場合もAIが示した答えをそのまま写すのではなく、

「なぜその訳になるのか」
「どの文法や語句が根拠になっているのか」

まで確認することが大切です。

AIそのものを遠ざけるのではなく、「答えを出してもらうための道具」ではなく、「自分で十分に考えたあと、理解を深めるための補助」として使う。

これが、河盛英語塾が大切にしているAIとの向き合い方です。

これからAIがさらに身近になる時代だからこそ、便利な道具を使いこなす力と同時に、自分の頭で考え、自分の力で英文を読み解く力を育てていきたいと考えています。

河盛英語塾